思考と感情が闘うとどちらが勝つ?


理性や思考は顕在意識(けんざいいしき)の役割です。

 

顕在意識は人が社会的に知的に動けるようにする働きをしてくれていますが、頭では分かっていても行動できない、またはやってはいけないと思ってもしてしまう、という場面はよくあることです。

 

それはこの法則があるからなのです。

 

  顕在意識と潜在意識が闘うと、必ず潜在意識が勝つ     

 

つまり、理性と感情が闘えば、必ず感情が勝ちます

 


頭では一生懸命そうしようと思っているのに、どうしても現実はそれどおりにうまく行かないことってありますよね。例えば、ダイエットや禁煙が良い例です。


 「私はやせられない。ダイエットは成功しない。」などマイナスなイメージが潜在意識の中にあると、 顕在意識(意思)で、何とかしよう!と思っても、潜在意識の90%の力が勝ってしまって、10%の意思の力だけではダイエットが成功しずらいのです。

 

タバコは身体によくないことはわかっているのに、タバコを吸うのがやめられない。

これは潜在意識の中に、タバコを吸う=リラックスできるという感情が居座っている場合もあります。

潜在意識の中にタバコはリラックスできるというイメージが入っていると、やめるとリラックスする方法がなくなると感じ禁煙できない、という仕組みです。

 

潜在意識には、小さい頃の心のトラウマや前世など、その他いろいろな記憶や感情が、自分の願望や理想とは別に、たくさんつまっています。

やりたいこと、挑戦してみたいことがあっても、潜在意識のなかに自分を押しとどめているマイナスな記憶や感情や失敗のイメージがあると、怖くて行動ができません。

 

そこでマイナスな感情や記憶を解放してあげると、自分本来の力、行動力がでてきてイキイキと前向きに自分の人生を作っていくことができるようになるのです。

 

潜在意識のなかに入っている感情や記憶が実際の行動や意思決定を左右しています。

 

イメージや感情が入っている潜在意識の力はとても大きいのです。